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2008-12-19 Fri
画像クリックでPDFダウンロード琵琶湖西岸断層や花折断層、有馬-高槻構造線など大地震を起こす断層の構造と断層を動かす地殻内部のひずみ(応力)を調べようと、京都大防災研究所(京都府宇治市)が17日までに次世代型地震観測システムの稼働を始めた。滋賀から京都、大阪、兵庫までの「活断層密集域」で観測点を4倍に増やし、大地震の危険度を探る。
国の「ひずみ集中帯の重点的調査観測・研究」の予算を受け、琵琶湖から比良山地、丹波山地まで東西と南北約50キロのエリアに新たに45の観測点を設け、半年間の自動観測が可能な小型軽量地震計と低消費電力記録装置(現地収録方式)を設置した。観測点を万単位にする目標から「満点(万点)計画」と名付けた。
従来はエリア内には京大、防災科学技術研究所、気象庁による15の観測点があった。新システムを加えて4倍の計60に増えることで、正確に分からなかった断層の構造や、断層を動かす力となる地殻内部の応力の解明を期待している。
丹波山地は、日常的な地震活動の静穏化が2003年から続いており、「地震活動期」を迎えた近畿における今後の大地震との関連があるかどうかが注目されている。
飯尾能久防災研地震予知研究センター教授は「断層深部の構造や破壊が始まる場所の推定、断層にかかる応力の蓄積や変化を調べることで、中長期の発生予測や被害想定に役立てたい」と話している。 京都新聞
by HUMMINGWAY
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